つまようじの溝の役割?
疑問?
つまようじの尖った方とは逆の端に刻んである溝。
あれってなんでついているんでしょうね?
気になったことはありませんか?
答え!
加工の際にどうしてもできてしまう焦げを誤魔化すためのデザイン。
解説!!
簡単に要点だけをまとめると、
- 製造工程で楊枝の先端を尖らせる際に、反対側の端を固定しながら楊枝を回して削るため、どうしても黒い焦げが付いてしまう。
- そのままだと見栄えが悪いので、溝を掘れば”こけし”のような外観になって誤魔化せるのではないかと考えた。
そうです。
また、他の説として、
- 日本の技術力をアピールするため…こんなに細かい加工ができるんだぞということをアピールする目的で掘られた
- 溝でポッキリ折って、枕として爪楊枝置きに使用する…箸置きと同じ目的で使用する
という説もありますが、
前者に関しては、
そいういった側面もあるかもしれないといった副次的な理由
後者に関しては、もともと溝があったところを、ユーザー視点で後から考えられた用途
ではないかと考えられます。
ちなみに、こちらも元々の目的とは異なるかもしれませんが、
この溝が掘ってあることで以下のようなメリットが生まれます。
- 一見してどちらが尖った端かを判断できる
- 目を閉じていても向きを判別できる
- 束になった時に向きを揃えやすい
- 溝があることでケースから取り出しやすい
などなど、この溝一つでこんなにもメリットが発生しますね!
みなさんは、爪楊枝がどういう風に作られているかをご存知ですか?
Youtubeで動画を見つけたので、貼っておきます。